≪本記事は2020/4月頃に書いていたものですが、5月頭に投稿したこちらの動画↓で話していた内容と同一です。文字おこし版というか。
下書きに残っていたので、もったいない精神で掘り起こしてみました。
2021/01/16≫
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皆さんこんにちは、アヤカです。
誰にとっても大変な時期、いかがお過ごしでしょうか?
カナダは今いわゆる「緊急事態宣言」の真っただ中、州により状況は微妙に違いますが基本的にスーパー等生活に必要なお店以外すべてが閉まっており、外出自粛が国民に強く求められています。
私も勤務先が3月半ば頃から閉まっており基本は家でゲームしたり、料理したり、なるべく毎日散歩に出かけるようにしたり(健康維持のための散歩はOKとされていますが、それでも2mほど他者と距離をとる必要があります)してひとまず元気に過ごしています。
しかし時は流れもう4月末(!)、
ワーホリ期間が5月末で終了となる事を控え、いろいろ思いを巡らせる今日この頃でもあります。あっという間だったなあ…
そんな中でも特に考えを巡らせるのは、
このワーホリ生活を経て、私はどう成長したか、どう変わったか?何を知ったか?
です。
いつも以上に個人的な内容になるかと思いますが、お付き合いください!
そして何か参考になるものがあれば幸いです。
- ◆英語力は確実に伸びた!
- ◆仕事 海外で働いてみて
- ◆人々との出会い
- ◆カナダに来ると太るは本当?
- ◆一人でなんでもできるようになった
- ◆一年ちょいで自分自身は激変しないけど、日本だけにいるよりも確実に人生は広がる
◆英語力は確実に伸びた!
私のワーホリの最大の目的、英語の習得。
これがどのくらい成長したのか?
結論から言うと、「会話はほぼ問題なし!今後もっと語彙力を伸ばそう」です。
【今(2020/4)の英語レベルはこんな感じ】
・某語彙力テストでの推定語彙力:良くて3500程 チーン
・普段の会話は問題なく行える。リスニング力がまだ弱く、言われたことが一度で理解できない事がある
・接客業レベルであれば問題なくコミュニケーションが取れる
・電話は大の苦手。カナリビビル。できれば避けたい(顔が見えないのがでかいです…)
英語を「話し」、伝えたいことを「伝える」事には特に問題はないものの、語彙力の無さが目立つ感じがあります。
海外で生活していれば自然と語彙はあがる… というのは幻想だった(; ・`д・´)ガガーン
そのため引き続き自主的な座学が必要と強く感じています。
ただ、ここまで英語に慣れた事によって吸収も良くなっている感じがあるので、
これからも励みたいと思います!
【渡航前(2018/12)の英語力はこんな感じ】
・2年程の独学で基礎英語を習得。be動詞も知らない状態からスタート
※期間中英会話教室には通っていましたが、正直金をドブに捨てた感があります…そのくらい独学頼りだった
・英検準2級の面接で激烈に緊張するレベルのスピーキング力
・外国人との英会話はほぼノリ。今以上に聞き取りができていなかった。会話を楽しむなんてもってのほか
ここから考えるとかなり成長したのかなーと思います!
「英語ペラペラ」は無理でも、「英語でのコミュニケーションに自信がつく」という点に関しては留学は大成功でした!
◆仕事 海外で働いてみて
私は2018/12月年末にカナダへ学生ビザで入国。アルバータ州カルガリーで3か月のESL(語学学校)へ通い、その後トロントに移動し更に2か月ESLを受講、その間にワーホリビザに切り替えてもうすぐ期限が切れる、という状況です。
勤務先はスターバックス、他に掛け持ちで週1-2程度でベーカリーとレストランで働きました。それぞれについて思う事をお話したいと思います。
【スターバックス】
勤務期間は来月末(帰国)の段階で10か月となりますが、現在コロナ対策の為お店が閉まっており休業状態の為、実質働いたのは8か月ほどになります。
以前こちらの記事でもスタバで働く経験についてお話しているので、よければご参考までに:
結論から言うと、とても良い職場でした!
私の店舗はダウンタウンのビジネスビルに位置しており、それこそ朝のラッシュ時間には30分あたり何百人(!)とお客さんがご来店されるような、トロントの中でもトップクラスに忙しいお店でした。ちなみにマネージャーは私より若い子でした。すごい…
完全な英語環境に同僚とのコミュニケーションすらも最初はうまくいかず、マニュアルもろくに無く、まさに「やりながら覚える」を徹底された感じで人によって言う事も違ったり笑、ストレスから特に最初の頃はめちゃめちゃ泣いてたことを思い出します。(;´д`)トホホ
それでもすばらしい同僚やマネージャーのサポートにより、少しずつ仕事にも慣れ、お客さんから初めて名前を呼んでもらえた時はうれしかったな~…
今このコロナ対策で休業中も、解雇せずある程度の給料を保障してくれている点も、さすが大企業って感じで感動しています。
また、私の場合ビジネスビルで働いていたので、正直お客さんの質も良かったです(その分たまに高飛車な人もいたけど、基本皆紳士的だった)。
ただ結構店舗による気がします。特にダウンタウンはホームレスの方も多く、言ってしまえば当たりはずれも大きいのかなと感じましたが、少なくとも大手チェーンゆえにちゃんと従業員を守ってくれる安心感はありました。
【ベーカリー、レストラン】
スタバで働くことの唯一の欠点、それは収入…
数日は他の職場で働く必要があったので、最初自宅近くのフレンチベーカリーを見つけ働き始めました。
が、そこはたったの1か月で辞めることとなります。
理由は「お客さんの質が悪すぎる上に店舗側も従業員をサポートしない」お店だったからです。
言い方が悪いかもしれませんが、お金持ちエリアの「おフレンチ」ベーカリーといえばイメージがつくでしょうか?
トロントは基本的にすべてが高いのですが、特に家賃は尋常じゃなく高い。
そんな中でも特に「お金持ちエリア」は存在するわけで、そのベーカリーはそんなエリアに位置していました。
とにかく高飛車で、従業員をまるで召使のように扱うお客さんが山ほど。一緒に働いていた子たちもそこの認識は共通しており、割り切れる人でないと働けない職場でした。
※弁明させていただきたいのは、私はもともとすぐに仕事を辞める方ではないです。ただ今回ワーホリがたったの一年しかできないという事もあり、判断を急いだという経緯があります
ここは退社後も必要な書類を中々送ってくれなかったり、いくら連絡しても返事が来なかったりと、かなりやりとりがストレスになりました…。
その後勤務したイタリアンレストランはダウンタウンに位置しており、かなりの人気店。ただここがかなりの曲者、というか正直やってることがヤバい。
端的に言うと、給料はしょっちゅう遅れる、給与明細を請求しても無視される、マニュアルが無く皆やり方がバラバラ(これはカナダのプライベートカンパニーならどこもそう)、男性陣は仕事をよくさぼり、正直同僚の誰もがお金の為だけに働いている感じでした。
そして一番驚いたこと、後から知ったのですが、どうやら他店舗で就労ビザの切れた日本人を違法に雇っていたらしいのです。
その子達も自分たちのビザの事がわからないはずはないので、正直何やってんだバカって思いますが、
カナダには外国人が多いので、色んな個人経営のお店がこうやって外国人労働者を利用しているんだなと思うと悲しいですし、同時にこういう事ってよくあるんだろうな…と容易に想像もつきました。
そしてこのコロナ騒動のためお店は休業となりましたが、その時にも何も従業員へ連絡なし。先日解雇通知がメールで送られてきたのですが、そのメールには何の件名も本文もありませんでした。メッセージもなくしれっと解雇通知だけ送られてきたということです。
そんな失礼な事ある?🙄さすがに腹が立ちました…
今も未払いの給与について連絡を待っている状態ですが、果たして5月末までに解決するのだろうか。少なからず不安ですし、ここで働いた事を軽く後悔しています。がこれも経験なのかなあ。
◆人々との出会い
【人生初の彼氏、フェデリコとの出会い】
ここトロントに来た事で、私の人生は激変したな~ってつくづく思います。
当初私のワーホリ計画ではカルガリーから出る予定はありませんでした。それがふらっと気が変わり、トロントへ移住したのです。
そう思うとちょっと運命的というか。
彼に出会ったことは間違いなくカナダ生活での最大の出来事です。
詳しくはまた別の機会にお話したいと思います(*´з`*)イヒ
【多国籍な友人たち】
正直私は友達そんなにいる方ではないです。ESLや仕事で忙しく、meetupなどの交流の場には数回しか、それも渡航後すぐの頃しか行きませんでした。
それでも職場やESL、そのESLの附属していた大学、または旅先でふらっと出会った北米人・アジア人・ラテンアメリカ人・そして日本人… 多くの友人ができました。
色んな人と出会い、シリアスな話題について意見をぶつけ合ったり。日本にいただけでは出会えなかった人たち、できなかった経験ができている事はかなり私の人生において重要な出来事となりました。
また、前の部屋の大家さんだったりハウスメイトの子たち、ホームステイ先のホストファミリーとの出会いを経験する中でも、色んな文化について学ぶ機会が多くありました。
それが自分に合うかどうかは別問題として、広い世界を知る事は、狭い世界で生きているよりずっと豊かな事で、人生の選択肢がめちゃくちゃ増えます。
◆カナダに来ると太るは本当?
本当だと思います。ソースは私(; ・`д・´)
勿論人による!よるけど…
外国に来て全く違う環境に揉まれながら、日本と勝手の違う食生活をコントロールし太らないようにキープする…というのはかなり難しいんだな~っていう。
ただ一方で、私はそもそもの「ボディシェイプに対する意識」が変わりました。
勿論きっちりと食生活・運動量など計算して、美しい体を保っている人は素晴らしいと思いますし、私なんかは日本にいた頃は万年ダイエッターというか、結構ストイックにがんばってました。
でもここで暮らしていると、ぽっちゃりしていてもタイトなレギンス姿で皆過ごしていますし、なんか別に…いいよねそこそこ見映えすればさ!って気楽に思えるのです。
美意識低くなったとか言うと聞こえが悪いですが笑、でも今は美意識に「縛られなくなった」と感じています。
◆一人でなんでもできるようになった
私は日本にいた頃は実家暮らしだったのもあり、お恥ずかしい話料理は出来なかったですし洗濯機の使い方もままならない程、生活力のない人間でした。
それが今ではお菓子作りにまでトライするようになりましたし、食べたいものは割と何でも作れます(失敗はする)し、掃除・洗濯なんでもこいって感じです。
必要に迫られたという事もありますが、経験値がグーンと上がったのは、すべての未体験の事に興味関心を持って取り組めたから(大げさ?)かなって思います。
◆一年ちょいで自分自身は激変しないけど、日本だけにいるよりも確実に人生は広がる
本当に色んなことを経験して、大変な時もありつつ、充実したワーホリ生活となりました。
さてそんな一年で、私という人間はどう変わったか?
と言われると…変わってないです笑。
でも、私の中で「どう他人を見るか」「どういう自分でありたいか」、そういった「意識」に関することは大きく変わったと思います。
特にネガティブで自分を肯定することがなかなか出来なかった自分にとって後者はでかい。
単純に多くの人に出会い、多くの違った価値観に触れたという事もありますが、一番私が「この世に受け入れられている」と感じた出来事は、
ここトロントでのプライドパレードです。
去年の6月に初めて参加して、その規模の大きさに驚き、だれもが自分らしく生きている様子を見て、ここは誰もが自由になれる場所だな、と強く衝撃を受けた事を覚えています。そして「私も私らしくいていいんだ」と思えました。
ここでの生活に慣れてくると、たまに皆自由すぎてそれが問題になることもありますし、日本での皆ルールをきちんと守る真面目さが恋しくなることもしょっちゅうありますが笑、それでもこの空気は日本にいた時にはなかったものだなって思うと、そんな経験が出来たことは私の人生において大きなポイントだなって思います。
以上となります!
いかがでしたでしょうか?
特にこれから留学される方や、すでに経験のある方に、なるほどな~とか、わかるわ~とか思っていただけたら嬉しいです。
勿論留学の予定の無い方も( `ー´)ノ
それでは本日はこのへんで!
ちゃお( `ー´)ノ