皆さんこんにちは、アヤカです。
今回は誰もがググる「ワーホリでのお仕事探し」について、自分の経験をお話します。
お仕事探しの方法
まずこれには大きく二つあり、
・レジュメを直接配る
・インターネットの求人サイトでレジュメを送る
が主となります。
ちなみに、レジュメというのは日本でいう履歴書・職務経歴書の事で、日本とはフォーマットが結構違います。
詳しい書き方などは参考になるブログさんが他にごろごろとありますので割愛しますが、個人的には
・証明写真貼らなくていい
・日本のように、詳しい勤務年月を記載しなくていい(計何か月、という勤務歴の書き方でOK)
この二点がかなり楽だなあと思いましたね。
さて、実際に私がどのようにお仕事をゲットしたかですが、
最終的にはスターバックスのウォークイン・インタビューに参加し、その場で合格、という形でした。
そこのお話はまた後程。
最初に私はレジュメ配りを40件くらい行い、ネットの求人サイトも見て数件応募、しかし返事をもらえたのは数件で、合格も1件のみ。
ちなみにレジュメ配りに関しては色んな方が現地の方との会話に不安に思うかもしれないのですが、
そんなのはマジで最初の数件だけだから大丈夫ですよ( `ー´)ノ
特にカナダなんかはワーホリで来ている人も多いし、多国籍なお国柄もあり、現地の人も我々のような人からレジュメを受け取るのは慣れています。
皆にこやかに対応してくれますので思い切ってトライしてみましょう!
実際にどうやってお仕事をゲットしたか?スタバの面接編
さて話を戻して私の仕事探しですが、上記の通り応募結果はズタボロでした笑。
1週間半とかの間にそのくらいやったので、まだまだこれからなのかなあ…と思いつつ現地で知り合ったカナダ人の友人にレジュメを見てもらっていた所、意外な一言をもらいました。
「この経歴なら、スタバとかいけるんじゃない?」
そう、当時(というか結構いつでも)スタバはウォークイン・インタビューの求人広告を頻繁に出していました。
ウォークイン・インタビューとは、レジュメを直接持っていき、その場で採用判断してもらえる面接会の事です。
つまり本来であれば
レジュメを渡す→返事をメールか電話でもらう→面接に行く→合格通知をもらう
という流れであるところが、
レジュメを面接会にもっていく→その場で面接→その場で合格通知
という感じに!
私自身接客業で探していたのもあり、スタバの求人広告は見ていましたし、気になっていたのですが、
なにせ私バリスタ経験とか無い。
しかもスタバなんて人生で数えるほどしか行った事がない…
それなのに受かる訳がない、と最初から選択肢にすら入れていませんでした。
そう友人に伝えたところ、
「だって接客業(10年以上前、学生時代にやっていたコンビニバイト)の経験が3年あるし、その後もオフィスだけど人と会う仕事してたじゃん。スタバはトレーニングとか結構しっかりやってくれるし、いけるいける!」
そう背中を押してくれたのです。
(; ・`д・´)マジで・・・?私が・・・スタバ・・・?あのおしゃれな・・・?(知らんけど)
そんな思いで、求人広告にて日時を調べ、当日レジュメを持って指定のお店へ向かいました。
ウォークイン・インタビューは広めの店舗の片隅で行われました。
ここで私は圧倒されます。
入店と同時に浴びせられる、店員(パートナーと呼びます)さんたちの眩しい、はつらつとしたウェルカムスマイル!
(^▽^)Hello! How's it going?(キラキラ)
(; ・`д・´)お、おお・・・
滅多にスタバに行かない人間が都心の活気あるスタバに行くとこうなるの図、って感じだったと思います。胸中は。顔には出てたかわからない。でも、出ててもいいんです。実際面接の前で緊張してるし。
(; ・`д・´)今日のウォークイン・インタビューに来ました。どこに行けば良いでしょうか?
(^▽^)あ、そうなのね!あっち(店の片隅を指さす)で待っててね。係りの者が行きますから。
見ると、なにやら人がたむろっている。なるほどあの方々も受ける人たちなのね、と理解。すると店員さんがさらに続けて、
( ^▽^)面接者にはドリンク一杯サービスしてるよ。何がいい?
キタ――(゚∀゚)――!!
インターネットが教えてくれた通りや!とプチ感動。
そうなんです。スタバの面接では、ドリンク一杯無料で飲めるのです。うれしいね。
ですが人生で数えるほどしかスタバに行ったことのない私。以前はスタンダードなコーヒーの名前すら知らなかったのですが、そこは私、心配性人間。グーグル先生で割としっかりスタバメニューを予習しました。その時にどれを注文するかも決めていたので、私はスタバ大好きで最新ドリンクもチェックしている常連なのよ。みたいなキャラを作り(マジで)、
( `ー´)ノ アイスのハニーコームラベンダーラテ、グランデ。
決まった・・・
「これ新作ですよね?何度か飲んだんだけど、もう大好き!」とか言っちゃったりして(本当に飲みましたよ)もう気分はスタバ常連。ドリンクを受け取り、席に向かいました。
そして席で待つこと10分ちょっと。別席に呼ばれ、そこでマネージャーさんとの1対1の面接が早速始まりました。
ちなみに今回の場合は、その会場となった店舗だけでなく、近隣の多店舗も複数応募という事で、そのマネージャー陣が集合して面接を一気に行う、という形式でした。
そんなアベンジャーズみたいな…と思いながらそんな説明を聞きつつ、いざ面接スタート。
ググると色々「スタバ面接で聞かれる事」って出てくると思いますが、
私の場合はそれで予習したことは聞かれたり聞かれなかったり。
例えば、「Tell me about yourself(あなたの事を簡単に教えてください)」なんかは聞かれませんでした。
それと、私が面接したのは2人のマネージャーで、うち一人は現在わたしが働いている店舗のマネージャーです。
受けた質問とそれに対する回答を少しご紹介します。
・なぜスタバで働きたいのか?
→バリスタの経験はないけれど、私は新しいことにチャレンジするのが好きです。今までもキャリアチェンジには意欲的でした。サービス業が楽しかったのでまたやりたかったのもあるし、特にスタバはサービスが素晴らしくて他と一線を画すのでぜひ働いて自分を磨きたい。
・今までサービスを受けてうれしかったことは?
→カナダに来てからは、正直お金を節約するためにあまり外食やカフェ利用はしていません。そしてこれは自分がサービスを提供する側としての経験になりますが、お客さんに聞かれていなくても必要そうだと思ったもの(例えばシェア用のナイフ・フォークなど)をオファーすると喜んでくれますよね、先回りしてお客さんの求めているものを予測するという事がサービス業では大事だと思います。
逆にマネージャー陣から、何か質問はある?とも聞かれたので、用意していた質問と、ちなみにご回答はこちら。
・働いてて一番うれしいこと、大変なことは?
→大変なのは覚えることが多くてマルチタスクをこなせる能力が求められる。うれしいのはお客さんとコミュニケーションが取れること。
・どんな人が働いている?
→日本人もいるし、カナダ人、韓国人、いろいろ。ダイバーシティだよ。
そんな感じで質問コーナー終了!
途中一人のマネージャーとの会話中、「私まじでコーヒーの香りが好きで…」と話したら
(* ゚Д゚*)OH MY GOD... マジそれな…たまんないよね
と恍惚と話すので笑ってしまった。でも本当の事だったので、そこで一緒に盛り上がったりなどしました。
そして後日返事貰うのかな?とインタビュー終盤で思っていたところ、突然
(^_-)-☆ OK、君みたいな人を待ってたよ。Congratulation!
と力強い握手。
ポカン( ゚Д゚)とするワイ。え、映画みたい…え、てか受かったの?と理解するまでに数秒かかり、ありがとうございます!!と喜びを伝え店舗を去りました。
以上が私のスタバ面接の経験となります!
そして今実際にスタバで働いてみてどうか?という点については、私からは以下のように言えます。
大変だけど楽しいし、やりがいがある!
もう少し詳しく言うと、
・お客さんとのコミュニケーションをとにかく求められる。ドリンクを作りながらでも会話しないといけない場面が多く、語学習得中の留学生にとっては大変。
・覚える事が多い。オープニングシフト・クロージングシフトなども受ける場合は特に。
この2点が結構大変です。
ただそれ故に、やりがいはありますし、何より英語力を伸ばしたいと思っている人には特に激押しの仕事です。
実際私はお仕事のおかげで現地の人と話すことに慣れましたし、レストランの仕事も掛け持ちしていますがそちらと比べても圧倒的にお客さんと話す機会が多いです。
ただそれがわりと強制されるので(話してないとマネージャーから何か言われたりします)、ストレスに感じることもめちゃくちゃあります笑。
でも、ストレスを一切感じずに英語なんて伸びないですからね…少なくとも私の場合は。
頑張り時だと思って、楽しむようにしています。
パートナー同士もうちの店舗は基本的に仲が良く、コーヒー・ティーは週に1回無料で一袋(箱)貰える点も地味にかなりうれしいですね。勤務日は無料でドリンクが飲めますし。
また、学校に行く方であれば学費関連のベネフィット制度もあります。スタバで働く人に学生さんが多いのはそういう点も理由にあるようです。
さて、長くなりましたが本日はこんなもんで!
次回のテーマは未定ですが、近々「カナダのスタバ店員直伝!おすすめのカスタマイズ・北米限定メニュー・豆知識!」というトピックでお話できたらと思います。
ではまたー!